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ファミリーズ!で団地夜話

カテゴリ : 同人TRPGファミリーズ!
はるをさんがデザインしたTRPG「月夜埜綺譚」のシナリオ「団地夜話」のセッション開始前情報を使って、ファミリーズ!のセッションをしてみる、という実験セッション。
ファミリーズ!のシステムに、月夜埜綺譚で使用されていた「レイズ」というシステムを紛れ込ませてみる、という実験も兼ねる。
「レイズ」ってのは、PLがわざと行動の難易度を上げる代わりに、成功の度合いを上げさせる、というシステム。
1レイズする毎に、ダイスに+4。

(注意)
本来のレイズとは、若干違う運用を行っています。はるをさん、笑って許してください(深々とお辞儀)。

●レイズ1段階 
いわゆるリアリズムの範囲内での最大級の成功。
情報収集なら、質問に即した形で、質問相手が知っていることは全て教えてくれる。

●レイズ2段階
現実ではありえないことすら発生する。
情報収集なら、相手が知るはずのないことまで教えてくれる。

●レイズ3段階
神の介在、ないしは宗教的奇跡を思わせる異常な成功。
情報収集なら、今までに確定済みの設定を覆すような効果を持つ情報を入手することが可能。

ただし、Aまほの前提変換システムを当然のような顔をして導入。


システムメッセージ


以下、詳細はここにおいおい追加する予定。


■セッション開始前情報

全体プロローグ

竣工後50年を越え、取り壊し計画がスタートしている月城団地すずらん街区。
そこには、5階建ての黒ずんだ集合住宅が8棟ばかり建っています。
ただ、立ち退きを拒んでいる住人がまだ残っているため、解体は始まっていません。
しかし、計画は後戻りできないところまで進んでいます。
数ヶ月前に一部の棟の壁が剥落し、反対運動もなりを潜めました。
計画が進めば、区画は完全に整理しなおされ、10階建て、エレベーター完備のバリアフリー対応公団住宅が建ち、敷地の端にはショッピングセンターまで誘致する予定です。

ところが、最近奇妙な事件が続いていました。
相次ぐ独居老人の死、です。
といっても、老衰とでも表現する他ない死に方なのですが、続いているのです。
警察も調べたそうなのですが、不審な点は見つかっていません。
その上、老人達の死に顔は、みなひどく安らかな笑顔だったのです。

重要なNPCの紹介

岩淵貞夫(いわぶちさだお)79歳 男性
足が不自由で、認知症が疑われる、要介護の老人。
解体用の仮囲いまで始まった3号棟に住み着き、決して動こうとしない。
しゃべりはかくしゃくとしており、いつも大きな笑い声で人々を煙に巻いている。

鷹野ヤヨイ(たかのやよい)32歳 女性
月城団地一帯でホームヘルパー業をしている。
元気な丸顔の美人で、ご老人方にも人気が高い。
謙虚な努力家だが、物事をあまりはっきりさせようとしない癖がある。
あまり知られていないが、のちに連続的に起き始める独居老人の死の、最初の一例目を発見した女性でもある。

桂木ハルヒデ(かつらぎはるひで)19歳 男性
月城団地一帯に住んでいるちんぴら。
一応、ガン屋(吹き付け屋さん)の丁稚。
労働態度は悪く、クビ寸前。
しかしいつも、俺にはでっかいバックがついてるんだぜ、と暴力団っぽい後ろ盾をほのめかしてむやみに人を脅す、どうしようもない若造である。

ハルコ
謎の人物(?)。

岩淵老人の独白

「最近、時々変な夢を見る。若い頃の夢、なのかどうかよくはわからないんだが、ともかくそこにいるわしは、若い。」
いつになく饒舌な老人は言いました。
「わしは、もうすぐ死ぬのかもしれないな。何でも、ジジババが変死する事件が続いているそうじゃないか。」
と、そこで、老人は急に笑い出します。
「だが、まあしかし、その夢といったらおかしいんだ。幸せな家庭団欒の風景なんだよ。まるで、テレビドラマかなんかみたいさ。そんなものが、わしの若い頃や、ここにあった試しはないんだがな。」
言った老人の横顔は、ひどく寂しげでした。

ヤヨイさんとお葬式

「きっと成仏したはずよ。だって、あんなに幸せそうなお顔だったんだから。」
月城団地第1街区5号棟でまたもや起きた、老人の突然死。
そのお葬式が開かれた月城会館で、誰かに言い聞かせるように、ヤヨイさんは呟いていました。
亡くなったのは、中曽根芳郎という84歳の老人で、いずれにしても大往生ということで、葬式の会場自体は和やかなものでした。
けれど、よく見てみると、ヤヨイさんの頬に浮かぶ微かな不安に、あなたは気づいたかもしれません。

ハルヒデくんの空元気

「俺、ビッグになるぜ。」
いつもの、聞き飽きたハルヒデの口癖。
しかし、今日のその口調は、どこか力んだような、無理矢理な大きさがありました。
「実は俺、ある人に目を掛けられててさ。今、ちょっと頼まれごとをしてるんだけど、それが終われば、仲間に入れてくれるって言うんだ。そこらへんのチーマーとかとは全然違うぜ。何ていうか、サクセスストーリー?」
ちょっと自慢したくってさ、とか強く言って去っていく彼の目は、しかしクマができていて笑いも痛々しいものです。
昔からそういうところはありましたが、ここしばらくは特に変な様子でした。
「ビッグになったらさ、あんたに便宜くらいはかってやらんでもないぜ!」
そう言って、彼は去っていきます。

謎の少女、ハルコ

団地を訪れた人々のうちの何人かが、奇妙な少女と出会いました。
彼女の着ている制服は、40年ほど前の夜埜高校の制服です。
もう、とっくの昔に使用されなくなっているデザインのはずなのですが・・・。

彼女はハルコと名乗ります。
どこか寂しそうな、あるいは哀しそうな表情をしています。
また、
「ねえ、変なこと聞いていい?あなたには、輝いていた時代って、ある?」
なんて、奇妙な問答を仕掛けてきます。
そして、ちょっとよそみをしている隙に、ふいに姿を消してしまいます。
まるで蜃気楼のように。
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  • ファミリーズ!で団地夜話
  • 2014年01月13日 (月)
  • 10時53分26秒
by AlphaWolfy

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