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猿蟹合戦のあらすじ by うぃき をちょっと熱っぽく読んでみる。

カテゴリ : えあのべる
■最終更新201003172234

まずは、あらすじの全文。

蟹がおにぎりを持って歩いていると、ずる賢い猿がそこらで拾った柿の種と交換しようと言ってきた。

蟹は最初は嫌がったが、種を植えれば成長して柿がたくさんなってずっと得すると猿が言ったので蟹はおにぎりとその柿の種を交換した。

蟹はさっそく家に帰って「早く芽をだせ柿の種、出さなきゃ鋏でちょん切るぞ」と歌いながらその種を植えるといっきに成長して柿がたくさんなった。

そこへ猿がやって来て柿が取れない蟹の代わりに自分が取ってあげようと木に登ったが、ずる賢い猿は自分が食べるだけで蟹には全然やらない。蟹が早くくれと言うと猿は青くて硬い柿の実を蟹に投げつけ、蟹はそのショックで子供を産むと死んでしまった。
『猿蟹合戦絵巻』より、子供の蟹たちの敵討ちの場面。本作品では臼、蛇、蜂、荒布、包丁が集まっている。

その子供の蟹達は親の敵を討とうと栗と臼と蜂と牛糞と共に猿を家に呼び寄せた。

栗は囲炉裏の中に隠れ、蜂は水桶の中に隠れ、牛糞は土間に隠れ、臼は屋根に隠れた。

そして猿が家に戻って来て囲炉裏で身体を暖めようとすると栗が体当たりをして猿は火傷をおい、急いで水で冷やそうとしたら蜂に刺され、吃驚して家から逃げようとしたら牛糞に滑り、屋根から臼が落ちてきて猿は潰れて死に見事子供の蟹達は親の敵を討てた。



はい、みんな知ってる猿蟹合戦のあらすじだ。
懐かしいよな、何もかも。
おっと、何か言いたそうな御仁もいるが、ま、慌てるない。
クールに、順序正しく分析していこうじゃないか。
冷静さが大切さ。


ってなわけで、今度は前から順番に、いくつかに区切りながら読んでみよう。

蟹がおにぎりを持って歩いていると、ずる賢い猿がそこらで拾った柿の種と交換しようと言ってきた。



唐突。
もう、冒頭から頭を抱えるしかない。
数字で言うなら、最初の十文字で既に壊滅状態。
「蟹がおにぎりを持って」ってあなた、革命的です。
蟹さん、稲作開始ですか!?
なおかつ炊飯ですか!?
さらに、左右の鋏でおにぎり握るの、不可能ってことはないですか!?
その後の猿という異種族とのコミュニケーションの方法も気になるところです。(狡賢い猿という表現について気にしないにしても!)

蟹:「いいの!だって、これはたとえ話なんだから!」

うわあ、いいなあ、その開き直りっぷり!
伊達に真っ赤な顔はしてません!
よっ、蟹将軍!

蟹:「だーっ、だから違うってば!私は本当は蟹じゃないの!人間の身の上に起きた事件を、動物の姿を借りて描いているの!」

わわわ、落ち着いてください。
つまり、この物語に登場する動物やら非生物やら排泄物やらは、全て本当は人間だ、とこうおっしゃるんですね?
あー、それ、助かるなあ。
TRPGとしてこの物語を再構築しようとしているボクの立場からも、その認識、大助かりッス。
以降、これを前提に話を進めていきましょう。

TRPG猿蟹合戦は、動物の姿を借りて描かれた物語を、人間の身の上に起きた事件に再構築する、という側面を持つ。

この前提の下で、もう一度さっきの物語冒頭を見てみましょう。

蟹がおにぎりを持って歩いていると、ずる賢い猿がそこらで拾った柿の種と交換しようと言ってきた。



あら不思議。
いくつかの引っ掛かりはありながらも、すっと読めちゃいます。
おにぎりを持っていることから、蟹が象徴しているのは、農耕民族なのかもしれませんね。
ただ、蟹という記号を使っていることから、漁業も行っているのかもしれません。
そういった「民族」みたいな見方ではなく、「個人」として見てみましょうか。
蟹という記号をつけられた彼(あるいは彼女)は、なんだか少々不器用なのかもしれませんね。
あー、見えてきた!
化粧っ気のない素朴な感じの女の子。
野暮ったい格好なんだけど、この子がちょっと可愛らしい服を着るととっても可愛いってのは、お約束ですよね?
そんな彼女だから、持ってるのは花束よりファッション雑誌より、おにぎりが似合うかも。
でも、「おにぎり」って、本当にただのおのぎりなのかなあ?
もしかして、何かを象徴してたり?

追記
SDとして一言。
ここでは「蟹」について具体的なキャラクター像を提示しているけれど、これは元になるテキストの記述からキャラクターをイメージする作業の具体例の一つであって、決してPCあるいはNPCである「蟹」の設定を縛る意図はない。


おにぎりを持った蟹についての妄想は留まることを知らないが、ここはいったん置いといて、冒頭の一文の後半に目を向けてみようか。
キーワードは2つ。
「ずる賢い猿」と「そこらで拾った柿の種」だ。

まずは「ずる賢い猿」について。
まだ物語りは始まったばかりで、猿はまだ「ずる賢い」と形容されるような行為は一切行っていない。
おにぎりと柿の種の交換についても、この段階では純粋なる取引であり、ずるい部分は見当たらない。
なのに、彼、あるいは彼女は、なぜずる賢いと言われるのか?
こうは考えられないか?
「ずる賢い猿」とは、「平素からずる賢いと評判が立ち、みんなに嫌われている猿」という意味である、と。
そして、さらに可能性の沃野に立ち入ろう。
そのずる賢いという評判が、ただの思い込みや中傷、差別に起源するものであったとしたらどうであろう?
例えば、彼、あるいは彼女の祖先の誰かがしでかした事柄についての評価が、いつまでもその子孫を脅かしているのだとしたら…。
嗚呼、そんな打ちのめされた猿が蟹と行う交渉の中身が、蟹の持つ「おにぎり」と猿の持つ「そこらで拾った柿の種」の交換であったなんて!
おっと、いかんいかん。
その辺の考察は、「そこらで拾った柿の種」について考えてから、もう一度考えてみよう。

えあのべる

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「黄昏の国のアリス」の準備をしながら、あるいはセッションを振り返りながら、迷ったり思いついたりしたことをメモ。
「…ちょっと分析」と比べると、跳びはねた記事になるかもしれないけれど、じっくり分析していたのでは速度が足りないような気がすることは、こっちに殴り書きする。

1、ジャンルについて
記事のジャンルを選ぶ時、いつも迷ってしまう。
これは、ゲームなんだろうか?
それとも、小説を創作しようとしているのだろうか?
どっちもYESで、どっちもNOのような気がしている。
俺の中ではより広い「遊び」というジャンルに分類されていて、その中のサブジャンルには分類し切れないトコがあるんじゃないかなあ、という見本のような遊び方なんだけれど、既存のジャンル分けを基準に知ろうとしてくれる新しい仲間達(←こんな人々が仮にいると仮定して。)を考慮すると、結構悩ましい問題ではある。
とりあえず、ふらふらとジャンル分けを変えながら分け入ってみよう。
今回は「ゲーム」ってことで。

2、カテゴリについて
っつうか、この遊びの名前について。
気がついているかな?
今回は「エアノベル」ではなく、「えあのべる」と表記しました。


?、これからの進むべき方向性について
物語生成装置にして、クライマックス生成装置として起動してみるのはどうだろ?
ゲーム以前の条件やら事情やら感情やら(書いてて思った。順番が逆だろ?)を生成する装置として起動し、それらが見えてきた時に、参加者が一緒になって架空のゲーム板をデザインするってのもいいかも。
(つづく)

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